たかひろの生涯読書するぞ!

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哲学と宗教全史を読んでみました❗ 中編2

本日も昨日につづき哲学と宗教全史の続きになります。

 

1、世界最古の世界宗教ゾロアスター教

BC1000年ごろ、古代ペルシャの、現代のイラン北東部にザラシュトラという宗教家が生まれました。ザラシュトラの英語読みがゾロアスターです。

ゾロアスター教最高神アフラ・マズダーです。彼が世界を創造したのですが、世界には、善い神のグループと悪い神のグループが存在します。そしていつも争っていると、ゾロアスター教は教えます

やがて善悪が争う混乱の時代が終わる1万2000年後の未来、世界の終末にアフラマズダーが行う最後の審判によって、生者も死者も含めて全人類の善悪が審判・選別され、悪人は地獄に落ち、すべて滅び去ります。

そして善人は永遠の生命を授けられ、天国に生きる日がくるのだと、ザラシュトラは説いたのです。だからこそ、現世で三徳(善思、善語、善行)を積む必要があるのです。

 

どっかで聞いたことがあるような話ばかりですね、これを考えたザラシュトラは、

古代の人なのに間違いなく天才ですね❗

 

2、ユダヤ教キリスト教イスラム教は、ゾロアスター教から多くのことを学んだ。

このゾロアスター教に、一番多くのことを学んだのがセム的一神教でした。

ノアの3人の息子(セム、ハム、ヤペテ)の中でセムを祖先と伝えられる人々をセム族と呼びます。セム族は、西南アジアの歴史に登場してきた人々ですが、彼らの中から誕生した一神教のことです。

具体的には、ユダヤ教キリスト教イスラム教を差します。

セム的一神教は、天地創造最後の審判も地獄も洗礼の儀式も、すべてゾロアスター教から学んだのです。

 

そうか~キリスト教の完全オリジナルかと思ってたんですが、ゾロアスター教から学んだことが多いんですね、今のスマホみたいなもんですね、先にノキアって会社が作ってたけどアップルがマネしたんでしたっけ、後発の方が強いという・・。

 

3、哲学の誕生それは知の爆発から始まった。

BC5世紀ごろには、鉄器がほぼ世界中に普及していました。そこに地球の温暖化が始まります。鉄製の農耕具と温暖な太陽の恵みを受けて、農作物の生産力が急上昇します。

その結果、余剰作物が大量に生産されて、豊かな人と貧しい人の格差が拡大します。

 

財産にゆとりのできたお金持ちは、自分は働かず、使用人に農作業を遣らせるようになります。それと同時に、中国では「食客」と呼びましたが、お金持ちの家では、ある種の人々は何も仕事をさせず、食事を与えて遊ばせておくようにします。

笛を巧みに吹く人、星の動きに詳しい人、要するに現代の芸術家や学者のような人たちです。

有産階級が生まれたことで知識人や芸術家が登場してきたのです。そしてその過程で知の爆発が起こったのです❗

そして知の爆発によって、哲学的思考が広まっていきましたが、何を考えたのかと言えば前に述べた人間の根源的な問いでした。

「世界はなにでできているか?」それに対して初期の哲学者たちは、どんな答えをみいだしたのでしょうか?

 

なるほど~農作物が余って、知識人や芸術家やみたいな人がでてきたってことですね。

「世界はなにでできているか?」前に書きましたが現代での答えは「この世界も私たちも星のかけらでできている」のでしたね❗

色々と勉強になるなぁ❗面白いな~❗

 

さすがに全史というだけあって分割しないとめちゃくちゃ長くなってしまうので今日はこの辺で。

 

読んでくださりありがとうございます。なにか参考になれば幸いです。

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