あらすじ
山田サチは、特に大きな夢もなく美容師になり、漠然と日々を過ごしていた、そんな彼女が、ある日美容室「デール」赤坂店のチーフに任命された。「コミック」と人目でわかる「図解」でD・カーネギーの名著が学べる決定版!
結論
人間関係や職場でのリーダーシップなどについての解決法はある。コミュニケーションおよび対人スキル、ストレス解消法などはトレーニングすることで身につけることができる。
理由
デール・カーネギー・トレーニングでは、「道は開ける」をもとに、30の原則を確立しています。当たり前のようで普段あまりできないこと、そして実践しやすいものです。このトレーニングで学んだ原則の中から適切なものを当てはめて実践することで人生を成功させることができるから。
具体例
- 過去のことを悩まない。
- ささいな事柄に心を乱されない。
- 悩みを絶ち切るためにそれがおこる確率を考える。
- 悩むことをこばみその「時間」をなくしてしまおう。
- 今日という「1日の区切り」で生きる。過去のことは変えられないし、将来は完全にコントロールできない。そうであれば、昨日や明日のことではなく、「今日1日」だけのことを考え、生きるべきだ。
- 祝福を数えて、悩みを数えない。
- 失敗からも学ぶように努める。「ここからどんな教訓が学べるだろうか」「どうすれば状況を良くすることができるだろうか」と考えること。
- 悩みがある時は寄付してみる。
- 困難な問題に立ち向かう方法。1、「起こりうる最悪の事態はなにか」と自問する。2、それを受け入れる用意をする。3、最悪を少しでも良くするように努める。ポイントは1を疑問文で書くこと、人間は問われると考え出すからです。
- 心身の健康上、悩みに対して支払っている法外な代償のことを思い出す。ネガティブな思考の人は病気になりやすく、いつもほがらかな人は健康になりやすい。
- 悩みを分析する。
- 感謝を当然のことであると期待するのは、自分から悩みを抱えにいくようなものだ。
- 他人の才能をうらやむのではなく、生まれ持った才能を最大限に活用することを人生の目的にするべきです。
- 不当な非難は、しばしば賛辞の裏返しである。
- 非難されたときは、相手に言い返すのではなく、自分の置かれた状況をよくすることに全力を尽くしましょう。
- 自分の間違いを分析し自分自身を批評する。批判されて、もし自分の落ち度が見つかったら、相手を許すどころか、むしろ感謝すべきだ。
- 不可避に逆らわない。人生にはどうしても避けられない、いやなこと、不快なこと、悩んでもどうにもならないこともあります。しかし、その状況を変えることはできなくても、無理に逆らわずに天命として受け入れ、自分を順応させることはできるはずです。
- あなたの心を平和、勇気、健康、希望で満たそう。日頃からネガティブなものは見ない、ポジティブな気持ちになるものを見ることを心がけましょう。
- 仕事に熱意を注ぐ。「意図的に熱意を持てる人が成果を出す。熱意とは、ほとんど知られていない成功の秘訣である」
感想
読みやすい、マンガもついてるのでスイスイ読める。サッチャンがカーネギーの教えを実践して、美容院のメンバーと共に成長していくお話しはテンポよく喜怒哀楽もあり楽しかった。個人的には1日で区切る、心をポジティブで埋める。自分の間違いを分析し批評するですかね、ここは今の職場の人たちに本当に実践してもらいたいです。現状維持バイアスや確証バイアス、現在志向バイアスが強すぎてまったく改善できない人は本当にやめてもらいたいです。最後は愚痴っぽくなってしまいましたが、読んでもらいありがとうございました。なにかあなたのお役にたてたら幸いです。