たかひろの生涯読書するぞ!

「学んだら人生が変わった」!をかなえたい人のリアルなブログ

人を操る禁断の文書術を読みました

 

あらすじ

本書は、相手を思うままに行動させたい人のための本です。美文のコツは書かれていませんが、相手に読まれる文章、相手の心を動かす言葉を選び、相手を行動に導くための技術についてふんだんに盛り込まれています。相手の想像力を使って、最も激しく心を動かすことができる方法。これがメンタリズム文章術です。

結論

文章とは読まれるために書くものではない。行動させるために書くものだ。

理由

言葉の伝え方次第で、人の行動が大きく変わる瞬間を幾度となく目にしてきた。そこから学んだのは、相手の興味を知り、心に刺さる言葉を投げ掛けることの大切さです。それは文章を書く上でも同じでした。興味のあるテーマを選び、心に刺さる言葉を盛り込むこと。それが相手に読んでもらえる文章の条件であり、想像力を喚起させ、行動を変えていくきっかけとなる言葉の共通点なのです。

具体例

  • 「書かない」三原則で人を操る。「あれこれ書かない」
  • 原則1、「あれこれ書かない」、「伝わる文章」より「したくなる文章」を書く。ワンメッセージ・ワンアウトカムの原則。伝えたいことを1つに絞ると、人は動く。
  • 原則2、小綺麗でお利口な文章は読まれない。人を動かすのは「論理」ではなく「感情」自分を正当化する人間の心理を利用する。
  • 原則3、「自分で書かない」文章は自分で考えるな!書くべきことは相手の心の中にある。誰が読むのか?と考え、情報を集めて文面を練っているか、練っていないか、この差は文章の仕上がりに歴然とした差を産み出します。刺さる言葉はあなたの中ではなく、相手の心の中にある。
  • 読み手の心を撃ち抜くテーマとは?読み手を観察し、その文章を「読みたい」と思う内容を引き金(トリガー)として文中に埋め込む。このトリガーを仕掛けることがメンタリズム文章術の真骨頂です。
  • 感情を揺さぶり人を行動に駆り立てる7つの引き金。
  • 興味、本音と建前、悩み、ソン・トク、みんな一緒、認められたい、あなただけの。
  • この5つのテクニックで思うままに誘導できる。
  • 1、書き出しはポジティブに2、何度も繰り返す3、話しかけるように書く、4、上げて下げてまた上げる、5、追伸をつける。
  • 書き出しに迷ったら体験したことをポジティブに書けばいい。
  • 大事なのは表現を変えて10回繰り返すこと。

感想
まず第一に思ったのが佐々木圭一さんの書いた「伝え方が9割」と少し内容が似ているなということ、相手の頭を想像して好きなこと、嫌いなこと回避、選択の自由、認められたい欲、あなた限定、チームワーク化、感謝だったけかな・・。書くことも伝えることなんで結局似てくるということなんだろうか。言いたいことをそのまま言葉にしないってのも似てるなぁ・・。結局伝えたい言葉も、文章も、相手の心の中を想像して相手のメリットと一致するお願いをするってことなんだと思う。
 
読んでもらいありがとうございました。なにかあなたのお役にたてたら幸いです。