たかひろの生涯読書するぞ!

「学んだら人生が変わった」!をかなえたい人のリアルなブログ

生き方を読了しました

あらすじ
私たちはいま、混迷を極め、先行きの見えない「不安の時代」を生きています。豊かなはずなのに心は満たされず、衣食足りているはずなのに礼節に乏しく、自由なはずなのにどこか閉塞感がある。そのような閉塞的な状況が社会を覆いつくしているのはなぜなのでしょうか。それは多くの人が生きる意味や価値を見いだせず、人生の指針を見失ってしまっているからではないでしょうか。今日の社会の混乱が、そうした人生観の欠如に起因するように思えるのは、私だけではないと思います。そういった時代にもっとも必要なのは、「人間は何のために生きるか」という根本的問いではないかと思います。まずそのことに真正面から向き合い、生きる指針としての「哲学」を確立することが必要なのです。

結論

成功に理由を求めるとすれば、人間として正しいことを追求するという、単純な、しかし力強い指針があったということです。

理由

近代の日本人は、かつての生活の中から編み出された数々の叡知を古くさいという理由で排除し、便利さを追うあまり、なくてはならぬ多くのものを失ってきましたが、倫理や道徳といったことも、その一つでしょう。しかしいまこそ、人間としての原理原則に立ち返り、それに沿って日々をたしかに生きることが求められているのではないでしょうか。

具体例

  • 魂を磨いていくことこそが、この世を生きる意味。
  • 人生の真理は懸命に働くことで体得できる。
  • 「考え方」を変えれば人生は180度変わる。
  • 心に描いたものが実現するという宇宙の法則。
  • 自己を厳しく律しつづける「王道」の生き方をせよ。
  • 求めたものだけが手にはいるという人生の法則。
  • 寝ても覚めても強烈に思いつづけることが大切。
  • 最新の計画と準備なくして成功はありえない。
  • 運命は自分の心次第という真理に気づく。
  • 努力を積み重ねれば平凡は非凡に変わる。
  • 毎日の創意工夫が大きな飛躍を生み出す。
  • あふれるほどの夢を描け、人生は大飛躍する。

  • 人生も経営も原理原則はシンプルがいい。
  • 現場で汗をかかないと何事も身につかない。
  • 「好き」であればこそ「燃える」人間になれる。
  • 自分に打ち勝ち前に進め、人生は大きく変わる。
  • リーダーには才よりも徳が求められる。
  • 常に内省せよ、人格を磨くことを忘れるな。
  • 誰にも負けない努力をする。
  • 謙虚にして驕らず。
  • 生きていることに感謝する。
  • 善行、利他行を積む。
  • いつまでも不平をいったり、してもしかたのない心配にとらわれたり、くよくよと悩んではいけない。そのためにも後悔をしないくらい、全身全霊を傾けて取り組むことが大事である。
  • どんなときも「ありがとう」といえる準備をしておく。
  • 利他の心で生きる。
  • 自然の理に学ぶ「足るを知る」という生き方。
  • 長い目で見れば、誠実で善行を惜しまない人物がいつまでも不遇にとどまることはないし、怠け者でいい加減な生き方をしている人がずっと栄えていることもありません。
  • 感謝の心を忘れないこと。
  • 日々の暮らしの中で心を磨き、人格を高めつづけること。そのような当たり前のことを一生懸命やることに意義があるし、それが人間としての「生き方」なのです。

感想
この本を読むと心が洗われますね。少し人生に行き詰まった時、例えばこれで本当にいいんだろうか?この生き方、考え方、行動などに悩んだとき、この本を読めばそうかこうすればいいのかというヒントがたくさん詰まった心の「宝箱」みたいな本です。やはり稲盛さんはすばらしいです、私も悩んだときはまたこの本を何度も読み返そうと思うような名著でした。読んでいただきありがとうございました。なにかあなたのお役にたてたら幸いです。