たかひろの生涯読書するぞ!

「学んだら人生が変わった」!をかなえたい人のリアルなブログ

③究極のマインドフルネスを読みました その3

第3章 思い込みをやめて、心をリセット
  • 挫折から学ぶ姿勢あれば、長期的に見て十分にとりかえすことができます。これは「教訓」と言い換えてもいいかもしれません、自分がどのような状況で挫折や失敗をしたのか、つまり「自分がどのような世界にいたときに起こったのか」を考えることが、非常に大事です。
  • 自分が過去に選択したことでいまがあり、いま自分が決断すれば、いくらでも未来は変えられる、と考えることが大事なのです。
  • 挫折を「乗り越える」のではなく、挫折から「利益を得る」というところまで考えてください。トラウマや嫌な過去は乗り越えるのではなく、それを利益につなげることが大事なのです。
  • 「粘り強くやり抜く能力」と「やりがいや情熱」の両方をもっている人だけが高いパフォーマンスを発揮しています。
  • やりがいを増やそうと考えるよりも、「やったことがないことに挑戦する」これは「チャレンジシーキング」(挑戦を求める)という、仕事を楽しくするテクニックの1つで、新しいことに挑戦しようと考えるとモチベーションが上がるという考え方です。
  • いま自分がうまくいかないのは、努力が足りないのではなく、「環境や現実を受け入れきれていないのではないか」と考えることです。つまり、努力が足りないのではなくて、「努力を投入しているところがおかしいのではないか」と考えてみるのです。
  • 一時コントロール二次コントロール社会心理学用語です。
  • 一時コントロールは、困ったことや嫌なことがあったときに、じぶんの努力によって環境を変えようとする、努力主義者がやっているコントロールです。
  • 二次コントロールは、環境ではなく自分をコントロールするものです。嫌なことや辛いことがあったときに、それをなくそうとするのではなく、自分のとらえかたを変えて適用しようとします。
  • 二次コントロールの人たちは、嫌だなと感じる自分の感覚を変えることができれば気分がよくなるだろうし、自分に成長をもたらしてくれる試練に違いないと考えて自分を適用させようとします。

  • 自分の力で変えられるもの、変えられないものを見分ける。
  • 自分の力で変えられるものは一時コントロールはでいいのですが、変えられないものには二次コントロールを使います。
  • つまり、自分の過去に対するネガティブな感情や他人のことについては、二次コントロールを使うのです。
  • ただ単純に環境を受け入れるのではなく、自分の過去の経験やネガティブな感情を再評価し、自分の力に変えていくことです。
  • 不安や緊張を感じたときに、いいイメージを思い描いて落ち着こうとしたり、リラックスしようと意識したりするのは逆効果である。
  • 緊張したら「自分はいま燃えている!パワーがみなぎっている!緊張しているということは、自分の感覚が研ぎ澄まされて、全身にエネルギーが送られているということ、不安を感じるということは、他の人よりしっかりと準備をしているということ、だから、いい結果を得られるんだ!」と自分に言い聞かせると良い。
  • バイアスが強くなると(思い込みが強くなると)、人生の色々な面で損をします。
  • 社会のために役立つ行動をしたり、他人に親切にしたりする人は、バイアスに惑わされにくく、判断力が高いです。
  • 「自分のいまの能力は、これからの人生で出くわす問題を解決するには、まだ十分ではない、だからもっと努力しないといけない」このような考え方を「知的謙遜」といって、ソクラテス哲学における「無知の知」のようなものです。
  • 自分はどこまでできるかを知ることが大事です。

  • 人間は、そもそも幸せを感じにくくさせるような、幸せだとそれを止めるようなプログラムがあるのではないかという説があります。そういう性質があることを理解した上で、いま自分が感じている目の前の幸せを楽しむことが重要なのです。
  • わたしたちには「いま」しかありません。いまこの瞬間にいかに集中し、没頭できるかが大事で、その時間が長くなればなるほど幸せになれるとわかっているのに「いま」をないがしろにしているのです。
  • やりがいを感じて幸福度を上げる4つのポイント
  • 1、強みを活かして成長できているか。社会や誰かの役にたっているか。
  • 2、自分が感謝できる人、自分に感謝してくれる人と、しっかりつながっているか。
  • 3、がんばればある程度なんとかなる、と思えるか。
  • 4、他人と比べずにマイペースを保てているか。人の目を気にせずに物事を楽しめるか、言いたいことを言えるかが幸福度を左右します。
  • 自分を受け入れる能力が高い人は、自分に厳しすぎる人と甘すぎる人の中間くらいの考え方をします。まず自分が目標とするところに達することができなかったという事実を受けとめます。ただ「自分がダメな人間だから」と責めるのではなく、「人間誰しも完璧ではないので失敗することはある」と考えます。
  • 次に「目標に達することができなかったのには理由があるはずだ」と考えます。80という目標は高すぎたのかもしれない、60や70なら大丈夫なのではないか、いろいろ試みれば必ず道は開けて、ちゃんと対策することができれば、すぐには無理でもいずれ目標に達することができるはず、だからがんばろう、と思うことができるのです。

感想

ネガティブな事柄を乗り越えるのではなく、そこから利益を生み出す、素晴らしい考え方です。不安や緊張を味方にする。「知的謙遜」を持つ。いまに集中する考え方が大事。このへんもすごく大事なので日々考えて実行あるのみです。幸せとはいまに集中して没頭する時間が長ければ長いほど幸せに生きることができると思いました。いろいろなことに気がつかせてくれる本書に感謝です。

読んでくださりありがとうございます。なにかあなたのお役にたてたら幸いです。