第4章 自分の弱味を生きる力に変えよう
- コンプレックスを自分の力として活かす方法
- 怒りっぽい、裏を返すと「勇気を出しやすい」ということです。勇気を出しやすい、行動しやすい性格だと考えることができます。さらには怒っているときには問題解決能力が向上します。
- 落ち込みやすい、「注意力が高い」。
- 不安症になりやすい人は、集中力や警戒心が高い。
- 悲観的・マイナス思考、プラス思考な人と比べると、悲観的な人のほうが明らかに現実に即した予測を立てることができます。楽観的な人はうまくいっているように見えますが、バイアスによって、失敗しているのにうまくいっているように思い込んでいるだけです。
- このように弱点の裏側にあるメリットを見つけて活かしていくことが大事なのです。
- コンプレックスの先にやるべきことがあり、得意なことがあり、みなさんが求める自由な人生があるのです。
- そこで、まず自分のネガティブな部分を紙に書き出してください。そして自分の欠点はこんな強みとして活かせるということに気づいたら、すぐにそれを書いて残しておきましょう。
- あらかじめ失敗を想定して許せるように準備する。
- 必ず失敗があるという状況のなかで、どうすれば挑戦することができるのか。ここで大切なのは、失敗許容力、つまり、自分の失敗をゆるすことができるかどうかです。
- 多くの人は、失敗したときに何が起こるかわからないからこそ、恐怖を感じます。例えば、幽霊はその正体がわからないから怖いわけで、正体がはっきりわかれば怖くないはずです。つまり、恐怖の正体がはっきりわかれば怖くないのです。
- 失敗を次ではなく、いま活かすために。
- 自分が何に失敗して、何に悩んでいるのかわからないと、それを改善することはできません。人に話したり紙に書き出したりすることで、そこに目を向けることができるようになります。
- そして、自分の弱さを受け入れるために、悩みや失敗を人に打ち明けたり紙に書いたりすることを習慣にしてください。
- 多くの人は、失敗したり、挑戦した結果ダメだったりした場合、そこでゲームオーバーだと考えますが、私たちの人生は基本的に「TO be continued」(続く)だということを覚えておいてください。
- 経験値がまだ足りないだけだと考えることによって、挑戦する回数が増えていき、それによって結果的に成功をつかむ可能性が高くなるのです。
- 楽観的な思考で小さな改善を積み重ねていくことができる人は、失敗から学ぶ量が増え、成功したときも自分に甘くなりにくいことがわかっています。
- 悲しいときや落ち込んでいるときこそ、その分析能力の高まりを活かし、自分が解決したい問題や仕事に目を向けるといいです。
- ポジティブなときは、大局的に見る能力が向上します。
- 長期的視点で物事を見たいときはポジティブに考え、短期的には、ちょっとネガティブに考えることによって、分析し、足元をすくわれないように着実に進める。
- ほんとうにコミュニケーション能力の高い人は、対話不安への対策がうまい。
- コミュ力の高い人は、感情を安定させるための独自の習慣をもっている。
- 寛大で動じない(ように見える)
- 開放性が高い。新しい特徴や新しい側面を受け入れる能力を普段から高めている。
- 挑戦を増やしていくことによって、つねに自分は変化し、前に進んでいる感覚を得ることが重要です。
- ストレスを強く感じていても、そのストレスが自分の力になる、あるいは自分の成長になると考えていた人は、ストレスの害がなかった。
- 不安は自分がやる気になっている証拠であり、自分にとって大事なチャンスであることを、からだが理解しているから不安という感情がつくりだされていると考えたほうが良い。
感想
ネガティブを利益に変換するという発想がすごい!乗り越えるのではなくメリットに変えられたら最高ですよね。とてもいいメソッドだと思います。失敗したときの恐怖の正体をはっきりさせて、怖くないようにするも大事だと思いました。常になにかに挑戦しつづける自分になりたいです。
読んでくださりありがとうございます。なにかあなたのお役にたてたら幸いです。