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哲学と宗教全史を読んでみました❗ 前編

本日は出口治明著作 哲学と宗教全史を読んでみました❗

 

なんか哲学と宗教って気になるけど難しそうだしパスしようとか思ってました、ですが読んでみるとやっぱり面白い、昔の偉人が何に悩んでどう考えたか非常に深い思考があって、よく考えると面白い本になっています。

 

出口先生は還暦で世界初のインターネット生命(ライフネット生命)を立ち上げた、古希で日本初の学長国際公募により立命館アジア太平洋大学学長に就任した希代の読書家です。

では私はここがよかった面白いなと思ったところをいくつか書いていきます。

1、今哲学と宗教を学ぶ理由

人類の悠久の歴史をひもといてみると、世界をまるごと理解しようとチャレンジした無数の哲学者がいたことに気づかされます。同じような意味で、病や老い、死などについて恐れおののく人々を丸ごと救おうとした宗教かもたくさんいました。

 

さまざまなビジネスの世界で、仕事のヒントを与えてくれたり、仕事が行き詰まった時に新鮮な発想をもたらしてくれるのは、専門分野の知識やデータよりも、、異質な世界の歴史や出来事であることが多いという事実を。この論点に立てば、人類の知の葛藤から生み出された哲学や宗教を学ぶことは、日常のビジネスの世界においても有益となるのではないかと思うのです。

 

なるほど哲学と宗教をビジネスのヒントにするという発想が面白いし、頭がいいですね。

2、ところで、哲学とは?宗教とは?

哲学と宗教について、改めて「それってなんですか?」と問われると、その定義付けはなかなか難しい問題となります。

ここで大切なことは、はるか昔から人間が抱いてきた問いかけとは何かということです。それは2つに要約されます。

「世界はどうしてできたのか、また世界は何でできているのか?」

「人間はどこからきてどこへ行くのか、何のために生きているのか?」

この根源的な問いかけに、試行錯誤を繰り返しながら答えてきたのが哲学と宗教である。

3、人間の問いに、宗教と哲学と自然科学が解き明かしてきたこと。

人間が抱き続けてきた、2つの素朴な問い。「世界はどうしてできたのか、また世界は何でできているのか?」、「人間はどこからきてどこへいくのか、なんのために生きているのか?」この問いに対して答えてきたのが、宗教であり哲学であり、さらに哲学から派生した自然科学でした。

この2つの問いに対して自然科学の中の宇宙物理学や脳科学が大枠では最終的な回答を導き出しています。

世界はどうしてできたのか、という問いを宇宙はどうしてできたのか、と置き換えてみると、宇宙の誕生はビッグバンで理論付けされ、答えがでています。

世界や僕らは「星のかけら」からできている。

うーん・・。

ビッグバンか・・、確かにそうかもしれないけどじゃその前はどうだったのか?

マルチバースのような多元宇宙論もあるしすべてが証明されたとはとても言えないんじゃないかな?まだまだ人類がわからない、世界はどうしてできたのかがあるんじゃないかな個人的な意見ですが。

次に人間はどこからきてどこへいくのか、何のために生きているのか?という問いに対しても答えは出ています。

どこからきたのか。現生人類の祖先「ホモ・サピエンス」は通説では、今から20万年前に東アフリカの大地溝帯で誕生しました。

どこへいくのか?今から10億年ぐらいしたら、太陽が膨張して、地球の水はなくなってすべての生物が死滅することがわかっています。

なんのために生きているか?次の世代を残すために生きています。

さらに一歩進めて、人間とは何か?と問えば、すべての行動や思考を脳の動きに依存している動物、ということもわかってきています。

ふーむでも10億年もしたら他の星へ行けそうですけどね、ただし人間が絶滅していなければという前提ですけど・・。

 

やっぱり宇宙とか好きだし面白いです、なんで宇宙できたんだ、どこまで広いのかって考えてると楽しいです。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。なにかおやくにたてたら幸いです。

それではまた❗

 

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