たかひろの生涯読書するぞ!

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カイジ「命より重い!」お金の話

 

あらすじ
ざわ・・ざわ・・勘違いするなガキめら・・!金っ・・!金はな・・!金は命より重い・・!有名なカイジ利根川先生の名言です、また文豪ドストエフスキーは「金は鋳造された自由である」とも言っています。
漫画「カイジ」とは?自堕落な日々を過ごす主人公、伊藤開司(いとうかいじ)そのカイジが多額の借金を抱えたことがきっかけにギャンブルの世界にのめり込んでいくという大人気漫画。巨額の富を持つ「帝愛グループ」らとの命がけのギャンブルを通じて、勝負師としての才能を発揮するカイジだが、その運命は果たして・・。
*1結論
*2理由
*3具体例1
*4具体例2
*5具体例3
*6感想

 
 
 
 

*1:結論 あなたも「カイジ」になるかもしれない、お金で幸せは買えない、でもお金で「自由」は手に入る。

*2:理由 身近になったサラ金、消費者ローンの利用者が最初から「消費者金融会社」を利用する傾向が高い、広告プロモーションが優秀なわけだが、消費者ローンでお金を借りることに対し特に若年層の人々の抵抗感が少なくなっていることは、大きな問題だと思います。物語でカイジとともにエスポワール号に乗っていた石田さんは、息子が背負った300万円の借金を返済するためにブレイブ・メン・ロードに挑戦し命を落としました、このとき、もし石田さんが300万円持っていて、借金を返済できていたとしたら、彼は生きていたはずです、お金を持っていても幸せになるとは限らない、しかし同時に「お金を持っていれば、身に降りかかる不幸をある程度回避できる」と言うのも事実であり、お金を持っていれば「自由」を買えるのです。

*3:具体例1 日本の世帯の3世帯に1世帯が貯金なし、借金の始まりは小さな顕示欲、「将来の見通し」は甘くなりがち、来年は昇進するから大丈夫、冬のボーナスで一括払いしよう、「限界効用逓減の法則」難しそうだけど簡単です、満足感はだんだん減っていくことです、同じ満足感を得るにはもっとお金が必要です。

*4:具体例2 人は金額が増えれば増えるほど、「1円」を軽んじていく、自動車や住宅など、大きな買い物をするとき、人は財布のひもが緩くなる、100万円、1000万円レヴェルのもの買うとそこに1000円1万円がくわわってもなんとも思わない、生活水準を下げるのは耐えられない、一度上げた生活水準は下げると幸福度が著しく下がるので借金しても上げた生活水準を維持してしまう。

*5:具体例3クレジットカードが借金の入り口、消費者ローンを利用している人のうち、30パーセントの人が「ショッピングのローン」がきっかけになっているとう事実、なかなか返済できないようになっている借金の仕組み、「元金」の返済なのか「金利の支払い」なのか、それを知ることがとても大事です、借金の方法には大きく分けて2つの方法があります「元金均等返済」と「元利均等返済」です、「元金均等返済」は元々借りている元金を返済期間で均等に割り振り、それを毎月返済していく方式です、まだ借金額が多いうちは、支払う利息も多くなるため、毎月の支払い額は多くなります、一方「元利均等返済」とは、元金と利息を合わせた返済額が毎月同じ額になるように払っていく方式です、多くの場合「元利均等返済」が選ばれますが実はここが落とし穴です、「金利を先に返済する方が圧倒的に不利なのです」、「返済したお金はすべて、利子の支払いに充てられるお金だから」当然払う金額は最終的に多くなるのです。

*6:感想 カイジはとても好きで映画も見たし漫画もほとんど読んでます、本当に面白い漫画であると同時にカイジたちみたくなりたくねーなと心底思う漫画でもあります(笑) 私は一度も消費者ローンとか借りたことがなく、リボ払いもほとんど記憶にないくらいやってないと思います、若い頃は無茶なギャンブルもしましたが、今ではそんなにお金に執着もなく淡々と生きることができるようになりました。ただお金を借りるとはどういうことか、この本から深く学ぶことができより金融リテラシーが向上できたと思います、過去の若い頃の自分に説教したいです(笑) 最後に漫画でも屈指の名言場面を上に貼っておきます、若い人に是非読んでもらいたい本です!