たかひろの生涯読書するぞ!

「学んだら人生が変わった」!をかなえたい人のリアルなブログ

超影響力を読みました その1

 

あらすじ
世界の情勢、世の中の流行、社会の動き、仕事の出来不出来から人間関係まで。それらをすべて決めているのは「影響力」です。「カリスマ」「天才」「インフルエンサー」あるいは「人たらし」「黒幕」などのように呼んでは、人を動かすそのパワーについて実感したはずです。ではそれ以外の人とでは、それほどに違いがあるのでしょうか?答えはノーです。すべては、この本にあるテクニックを意識的にせよ、無意識にせよ、使っているかどうかだけ、です。そしてそのテクニックは誰でも簡単に学び取れるものなのです。
結論
「超影響力」があれば人生においてすべてに役に立つ。
理由
強固な人間関係を築くことができる。今よりも経済的に豊かになれる。時間と自由が得られる。
具体例
  • 影響力のある人は、「信用」と「関係性」を駆使している。
  • 人は、同じ内容でも信用した相手の話に耳を傾けます。
  • 人は、同じ内容でも「自分と関係がある」と思った話にしか興味を持ちません。
  • 効率的に「信用」を得て、「関係性」をきづく手法は存在する。自分が先に知って良さを見抜いた情報を誰かに教え、相手が喜ぶ情報を与える。
  • 「信用」を得るための3つのステップ。1、「シュムージング」で打ち解け。2、「ストレングス」で相手に自信を持たせ。3、「類似と共通点」で仲間意識を深める。
  • シュムージングとは、「本題を切り出す前に自分のことをネタにした雑談を挟む」だけです。
  • シュムージングに効果的な5つの話題。1、お金や健康に関する心配事。2、人生で幸福を感じること、自分の楽しいこと。3、自分の弱点やマイナス面。4、自分の趣味や興味。5、恥ずかしかった体験や罪悪感を覚えた体験。
  • 相手との距離を一気に縮めてしまうシュムージング。寄付のお願いなどでもシュムージングをしたグループは20パーセントももらえる確率が向上した。
  • 「ストレングス」とは、人は自分の行動を後押ししてくれる人を信用する。影響力のある人たちは聞き手に自信を持たせるステップを踏み、「私は力にあふれている、行動力がある、能力がある、チャンスがある」といった感覚を持たせ、行動を後押ししているのです。
  • 聞き手が「過去の自分」と「今の自分」を比較するきっかけとなるような言葉を贈るのです。

  • 「ここまで努力してきたプロセスに目を向けてみよう。以前よりできることが増えてない?それは成長の証だし、このつまづきだってきっと次につながるよ」など聞き手が自分では気がつけないままでいる成長と変化を指摘します。
  • ストレングスで自信を取り戻した人は、話し手に好意を抱く。
  • 強い影響力を発揮する人は、周囲の人に対して「過去」と「現在」を比較しながら「あなたなら、できる」「あなたには、力がある」というメッセージを発し続けます。
  • 「内向的な性格だからこそ、丁寧な仕事ができる」「慎重な人にしか、気づけないことがある」「どんな人も、必ず人生を変える力を持っている」などあなたの感情を込めた言葉で伝えましょう。
  • 相手の自己重要感を回復させ、自信を持たせること。そして、自分に力を与えてくれたメッセージとその言葉を贈ってくれた人のことをずっと忘れずにいてくれるはずです。
  • 「類似と共通点の強調」影響力のある人は、あからさまに人の上に立とうとしません。身近な存在、気軽に話しかけられる仲間という立ち位置から、周囲に影響を与えていきます。
  • 出身地が同じだった。誕生日が近い。血液型が同じだった。名前の一部が同じ。出身校が同じだった。
  • 類似性によって生まれる好意は私たちが思っている以上に大きい。実際に人は小さな共通点があるだけで相手の話に耳を傾け、受け入れる確率が2倍近く向上する。
  • 「シュムユージング」で距離感を縮め、「ストレングス」で相手のよいところを指摘したら、その過程で感じ取った自分との類似点や共通点を伝えます。それだけで相手はあなたへの好意を膨らませ、話に耳を傾け、頼み事も受けいててくれやすくなるのです。
  • 人間には頼み事をしてきた相手のことを好きになる心理があります。

  • 人を動かす最もシンプルな方法は、対象者に「自分が求めているもの」に気づいてもらったうえで、それを手にいれる方法をその対象者に教えることです。そこで、影響力のある人は、聞き手の心の中に強い欲求が生じるよう語りかけていきます。なぜなら、「ほしい」「知りたい」「学びたい」「やってみたい」といった欲が芽生えたとき、人は行動を起こす生き物だからです。
  • あなたの言葉で相手を説得し、動かすには前提として聞き手に「これは自分に関係している話だ」と思ってもらう必要があります。ところが、多くの人は自分の言いたいこと、主張したいこと、伝えたいことから話してしまうのです。
  • 誰でも「関係性の強調」が身につく3つの印象テクニック。
  • 1、「この意見の支持率は高い」と知らせる。人は「みんながやっていること」の影響力から逃げられない。そして、ある意見の支持率が高いと知ったあとは、合わせたほうがいいかなと考え始める。
  • あなたが話し手として「今から話す内容はすでに多数から支持されている」とアピールすることは、そのまま聞き手には「関係性の強調」になる。
  • もし相手が反論をぶつけてきたら、それこそ影響力を駆使する大きなチャンスです。まずは相手の意見を認める。そのうえで自分が伝えたいことを「どう思いますか?」と伝える。
  • 2、「みんなと少し違う要素」をプラスする。人はみんなと同じでいたいけれど、少しだけ優れていたい。
  • 1つ目のテクニック「この意見の支持率は高い」と2つ目の「少しみんなと違う要素」は連動させて使うことをおすすめします。
  • 3、ゴールを掲げる。ゴールを見せると人は安心して行動し始める。
  • ただし、この仕組みをうまく機能させるためには、ゴールが聞き手にとって魅力的である必要があります。
  • 「ユニバーサルゴール」。聞き手が自ら動き出す3つのゴール設定。
  • 1、「アフィリエイションゴール」のアフリエーションは、「所属」という意味でとらえてください。人は自分の行動や思考が、その他の多くの人と一致していたいと願います。どんなに独自性を貫こうとしている人でも、心のどこかで社会の一員として誰かと同じ行動、思考、信念を共有していたいという欲求を持っているのです。
  • 「時間の余裕を第一に考える価値観を追求してみませんか?」「まずは稼ぐ力を磨くこと。そこに1つの正義があるとおもいませんか?」など。
  • 2、アキュシュラゴール。「アキュシュラゴール」のアキュラシーは、「正確性」です。人は「自分が正しく行動している」「多くの人が賛同する目標に向かっている」「計画通りに進んでいる」など、自分の行動に正確性を求めます。
  • アキュラシーゴールには、そうした「正しさへの欲求」を満たすゴールを示します。
  • 「あなたの100円の寄付で、5人の命を救うことができます」「高齢者による不幸な事故を減らすため、積極的な免許返納を」など。
  • 3、ポジティブセルフコンセプトゴール。「ポジティブセルフコンセプトゴール」のポジティブコンセプトとは「一貫性を保ちたいという欲求」です。
  • これは「一貫性の原理」と呼ばれる心理で、人は自分が選んだもの、やると決めたもの、おもしろいと感じたものなどの価値を重視します。なぜなら、自分の判断は正しかった、賢く選んだ、やる意味があったと信じたいから。下した決断を将来に向けて一貫していきたいと考えるのです。
感想
なるほど~こう理路整然と書かれるとそうだったのかという言葉しかでてこないです。そしてDAIGOさんが、これらを駆使してインフルエンサーとしてのしあがって億万長者になった理由もわかりました。不用意な発言で嫌われることもあるようですがその影響力は莫大ですよね。早速「シュムユージング」や「ストレングス」、「関係性の強調」などをやってみようと思います。少し横文字が多くて覚えるのが大変ですが頑張りましょう。1回では内容が濃すぎて伝えきれないのでその2に続きます。
読んでいただきありがとうございました。なにかあなたのお役にたてれば幸いです。