- リターン1 目に見える資産(お金・プロダクト)
- 自分の時間や労力を会社に投入することで、お返しとして「給料(お金)を受け取っています。
- しかし、ここで大事なのは、「目に見えるものばかり追い求めると、人生は空虚なものになる」ということです。
- その考えの行き着く先は、「失望を最小化する人たち」であり、サラリーマンであれば「社蓄」と呼ばれる人たちです。
- リターン2 目に見えない資産(スキル・健康・人間関係)
- 「ライフシフト」がベストセラーになりましたが、そこでかかれている大きなメッセージは「目に見えない資産を意識して増やしていくこと」でした。
- 「自己投資」をするしかない。
- 「ただ働くだけではなく、転職の可能性や企業の道を探ったり、他業界でも通用するスキルを磨いておく」
- 「健康に気をつけて食事を見直し、運動もして、60歳以降も長く働けるように自己管理をする」
- 「自分の時間で他業界の知り合いや外国人などど交遊関係を築き、会社以外の人間関係を構築しておく」
- 個人が戦略的に生きていかないと生き残れない時代に突入するのです。
- あなたの「市場価値」を高めよ。
- 他人とは違う経歴があったり、自分にしかできない能力を持ったりすることで、「替えの利かない人」になることができます。
- リターン3 明るい未来(利他の気持ち)
- 私が投資する本当の目的。それは、「世の中を良くして明るい未来を作ること」
- なぜなら、世の中が暗かったら、自分自身もよりよい人生を送れないからです。
- 「長い目で見る」ということ。
- 真面目に世の中のために努力している会社しか成長続けられないようになっています。
- 自分自身が明るい社会をつくる存在になるために、真面目に生き、自分に投資して、成長を手に入れる。これに勝るリターンなどないのです。
- 「利他的な思い」の力
- 「人生最高の幸福は、社会生活における愛の奉仕によってのみ生じる。分かりやすく言えば、他人のために働くことだ」
- 「浪費は浪費だ」とわかった上でやるのはありです。浪費は「特別なこと」であると自覚してメリハリをつけて投資家思考にいつでも戻るようにします。
思考2 それでもあなたを「動かさないもの」の正体
- 私たちには、親の教えや学校教育など、これまでの環境による「思考のクセ(バイアス)」が根深くあるからです。
- バイアス1「リスクはゼロになる」という思い込み。
- リスクは絶対に「ゼロ」にはできないのです。
- 「これから伸びるであろう企業の成長を信じることがもっとも安全でリスクが低い」
- 主人公のように生きてみよう。
- 変化への対応こそ「安定」。変化に対応するためには、つねに動き続けること、学び続けること。
- バイアス2「貯金は善、投資は悪」という思い込み。
- 日本人の半数の人たちが、金融や投資に関する教育を受けたことがないし、今後も教育をうけたくないと思っている。
- 「なんとなく不安だから」という漠然とした思いで多くの人が貯金することによって、その行為が社会の閉塞感を生み出すことになるのです。
- 日本で50兆円のお金がタンス貯金になっています。ただ眠っているだけで何の役にも立っていません。エネルギーが消滅した「死んだお金」なのです。
- バイアス3「給料は我慢料である」という思い込み。
- 8割もの学生が、「働くこと=ストレスと時間をお金に換えること」だととらえている。
- 会社も社員を辞めないように縛り付けているし、社員は給料がもらえなくなるのが怖いから辞められない。
- 日本の企業が成長できない理由の多くは、会社と社員が「嫌いなのに仕方なく付き合っている」状態が長く続いているせいです。
- 労働観とお金観、人生観はつながっています。「働くこと=悪」というバイアスを取り除き、人生の主導権を握りましょう。
感想
- 世の中を良くして明るい未来をつくること・・。これだけ社会にコテンパンに無視されつづけてきた氷河期世代の私にこれを言われてもハイそうですかと素直にはうなずけませんね・・。まぁそれでも前を向くしかないのですけどね。常に自己成長して、自己投資を怠らないのはまったくその通りでこれからモリモリ頑張ります!
- 読んでいただきありがとうございました。なにかあなたのお役にたてたら幸いです。