あらすじ
- 「投資家みたいに生きる」とは何か。それは投資家が当たり前に考えている「思考」を手に入れ、日々の「習慣」を変えることです。
- 投資という概念はもっと広く、とてつもない力を持っています。世の中のどこにチャンスが転がっているか。自分の市場価値をどう上げていけばいいか。ノーリスク・ハイリターンな習慣とは何か。日本人にかけている金融教育とは何か。
- あなたに授けるのはスキルではなく”スタイル”です。投資の本質を知り、その力を使いこなせば、これからの人生100年時代、あなたは一生成長し続けることができます。
- 将来の不安を打ち破る人生戦略
- 平均寿命はどんどん延び、国に老後の面倒をすべて見てもらうのは無理だ、という現実がやってきたのです。これがおそらくみなさんが抱える「お金の不安」の正体です。
- 解決策はシンプル 1つめ「若いうちにたくさん稼ぐこと」2つめ「支出を抑えること」
- 投資家的な解決法。1つめ「長く働き続けること」2つめ「収入の一部を投資に回すこと」
- 3つの誤解 1つめ「自立する気持ちが欠けている」
- 2つめは、労働感です「今の仕事は、70歳になっても楽しく続けられるだろうか」と、長期的な目線で考える必要がある。「嫌なことを我慢したり、意に反することをするのが仕事というものだ」と思っている人が少なくありません。
- 3つめの誤解は、国民全体の金融リテラシーの低さです。日本人の50パーセントが「投資なんて勉強したこともないし、やるつもりもない」と考えているのです。その背景には、「投資をしたり、投資について勉強するのは悪いことだ」という強い思い込みがあります。
- 今こそ「生き方」を変えるとき。70歳、75歳と、長く働くようにするのは、「自己投資」という概念が不可欠です。
- そして、金融庁が報告書で触れていた投資は、「長期・積立て・分散投資」のことであり、実はリスクの低い王道の投資法です。
- これらはすべて、投資家みたいに考え、投資家みたいに生きることで、ちゃんと解決できる問題なのです。
「リスクと向き合う」ということ
- ”リスクをとることで大きなリターン(成果)を得ている”
- 私たちが手がけている企業への投資とは、株価への投資ではなく、「人への投資」だということです。
- 投資家的な見方をすると、成長のにおいを嗅ぎわけられるようになるのです。
- リスクとの向き合いかたが「二極化」を生む
- 日本人は2つのグループに分けられると思います。失望を最小化する人たちと希望を最大化する人たち。
- 圧倒的多数なのは失望を最小化する人たちです。彼らには将来にはどうせ失望が待っている・・。という考え方をし、なるべく失望を少なくとどめようと、行動原理もリスクを最小化する傾向があります。
- 一方で少数派なのが、「希望を最大化する人たち」です。彼らは「将来は明るいし、挑戦したほうが喜びは大きくなる」と前向きに考えられるグループです。
- 自分を成長させるため、そして社会に貢献するために「自分にできることは、積極的に取り組もう」と考えます。
- このグループは「何もしないこともリスクだ」ということがわかっているので、消費や投資行動にも前向きです。
- これからの日本では、「希望を最大化する人たち」と「失望を最小化する人たち」、つまり「動く人」と「動かない人」の格差が、さらに広がっていきます。
- リスクがゼロになるのを待つのではなく、リスクを下げる努力をしつつ、よきタイミングで挑戦をする。そういう賢い投資家マインドを手にしましょう。
- マーケットが上がろうが下がろうが、「自分の軸」を持ち、行動や生活リズムを変えないことです。
感想
- 「希望を最大化する人たち」という言葉にはっとした。今の自分は間違いなく「失望を最小化する人たち」であるからだ・・。昔は希望があったんだけど、いつからかこうなってしまったんですね。年齢も関係していると思うし、社会情勢も酷いもんだしある程度はしょうがないと思うが、なるべくなら「希望を最大化」して生きていきたいものですね、すこし考えてみます。
- 読んでいただきありがとうございました。なにかあなたのお役にたてたら幸いです。