たかひろの生涯読書するぞ!

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①後悔しない超選択術を読みました その1



あらすじ
  • 人は1日に約70回、人生を左右する選択をしていると言われています。選択には一生を左右するような重要なものから些細なものまでさまざまな種類があります。だからこそ、「正しい選択をしなければならない!」と思うかもしれませんが、「すべての人に当てはまる「正しい選択」は存在しない」
  • あなたのしあわせな方向に導くのは「後悔しない選択」をすることです。
  • 未来に何が起こるか誰にもわからない以上、選択に正解はありません、あるのはベターな選択。あらゆる選択においてベターを見抜く力を養うことが、本書が追求していく「後悔しないための選択術」なのです。
  • 「今ある成功は、過去の自分の選択でできている」という誤解。じつのところ、思いがけないよい結果はご褒美のようなもので、本人の選択や判断の影響はわずかです。「前回もこれでうまくいったから」という短絡的な発想による選択を招く原因となります。
  • 「選択肢が多いほど可能性も広がる」という誤解。選択肢が増えたことで迷い、結局いつも通りの選択をしてしまう傾向です。本当は変化するタイミングで、選ぶべきであったかもしれない選択肢を見過ごし、現状維持を選んでしまうわけです。
  • 正しい選択だと思えたときほど、一拍置くことが重要。私たちの脳は、ときに自分でも考えられないような不合理な選択をしてしまいます。だからこそ、これが自分にとって正しい選択だと思えたときほど、一拍置くことが重要です。
  • 選ぼうとしているものが本当にいい選択なのか、ただそのときのあなたにとって都合がよく、信じたいと願っているだけなのか?その見極めができる目を養うためには、あなた自身の意思決定のスタイルを学び、後悔しない準備と習慣を整え、あなたの判断を狂わせてしまう罠の存在を知り、選択力を鍛える訓練を行うことです。

第一章 選択の仕方にはスタイルがある

  • あなたの選択を左右する「意思決定スタイル」
  • なにかを選択するとき、いつも決まったパターンで行っているということを自覚している人は少ないかもしれません。「後悔しない選択」をするためには、まずは選択のタイプがあることを知りましょう。
  • 意思決定スタイルは5つに分けられる。
  • 私たちが「自分で十分に考えて決定した」と思われる選択も、じつは、自分の意思決定スタイルに従っているだけと言えるわけです。
  • 重要なのは自分の選択のベースとなっているスタイルを知ること。
  • 自分の意思決定スタイルは5つのうちどれかを知る。
  • ①合理的スタイル②直感的スタイル③依存スタイル④回避的スタイル⑤自発的スタイル。
  • 「人は意思決定スタイルに合った選択をしやすい傾向がある」と理解する。
  • 後悔しない選択をする合理的スタイル。
  • 自分の下した選択とその結果について後悔していない確率がもっとも高かったのは、「合理的スタイル」の人たちだということがわかりました。
  • 合理的スタイルの人たちの選択は、周囲の人たちから見ても合理的、論理的で納得できるものと評価されました。
  • 一方、周囲からの評価がもっとも低かったのが「直感的スタイル」の人たちでした。直感による選択は、周囲の人たちから見ると「どうして?」と疑問に思うケースが多いからです。
  • なぜなら、直感的スタイルの人は、自分が「正しい」とおもったことを肯定する情報だけを信じ、否定する情報を避けたり、無視する傾向があるからです。
  • 大切なのは、自分が確証バイアスにとらわれやすいかどうかを自覚すること。自分の中の確証バイアスの存在を意識して直感を疑い、慎重に検討するための判断材料を並べていくのです。
  • 合理的スタイル以外の人は、物事を選択するとき、合理的スタイルの人よりも感情に強く影響される傾向があります。
  • 感情の影響を受けやすい人は自分が感情的になっていないか、普段から省みる必要があります。

  • 合理的スタイルに近づく5つの習慣
  • ①「自分のした選択について振り返り、再評価する」
  • どんなに小さな選択であっても、自分の決めた選択について振り返り、「他の選択肢はなかったか?」「選択の結果に満足しているか、後悔しているか」を評価していきましょう。
  • 特に意思決定スタイルが直感的スタイル、自発的スタイルの人は、選択時に他の選択を検討、比較しない傾向があるので、この振り返りの習慣を導入すると効果的です。
  • ②「楽をしない」ここで言う「楽」とは根拠のない感覚による選択などです。なにかを選択するとき、「今、自分は楽をしそうになっていないか?」と問いかけるクセをつけてください。
  • 特に意思決定スタイルが依存的スタイル、回避スタイルの人は、他のスタイルの人たちより楽をしがちなので気をつけましょう。
  • ③「長期的に考えてみる」意思決定の前に1年後、10年後の結果を想像してみるなど、日頃から長期的な目線で自分と自分を取り巻く状況について考えるクセをつけていきましょう。
  • ④「選択時の自信過剰、楽観的傾向を意識し、小さなテストを行う」
  • 自信過剰や楽観的傾向は意思決定を歪め、大きなしくじりにつながります。これを防ぐには、小さなテストを行うとよいでしょう。
  • あなたもなにかを選択するとき、周囲の声を聞くテストを行ってみましょう。
  • ⑤「過去の経験、失敗から学ぶ」
  • 人の失敗をノートに書いて、自分がしてしまいそうな選択ミスを未然に防ぐ。
  • 自分が失敗しやすい選択を仕掛けていることに気づく機会を増やし、軌道修正する。その繰り返しが、合理的スタイルに近づくトレーニングとなり、後悔する選択を遠ざけていくのです。

感想

  • そうか~後悔しない選択をするには合理的スタイルが大事なんだまったく知らなかった、どちらかといえば今は合理的スタイルなのでいいんだけど、昔はおバカさんだったので直感的スタイルだったなぁ・・、でもまだまだわかってないことも多いし謙虚に学んでいこうと思ってます!
  • 読んでいただきありがとうございました。なにかあなたのお役にたてたら幸いです。