たかひろの生涯読書するぞ!

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③後悔しない超選択術を読みました その3

第2章 「後悔しない選択」をするための準備
  • この章のキーワードは「客観性」です。あなたは、自分が常に冷静に物事を判断できていると思っていませんか?まずは、その思い込みを疑ってみることが「後悔しない選択」をする準備となるのです。
  • その選択、本当に自分で考えて決めた?
  • 私たちが日々行っている選択は、本当に「自分で決めている」のでしょうか?多くの人が「後悔する選択」をしてしまうのは、じつは、自分で決めていない場合が多いからなのです。
  • 実は自分で決めたと思っている選択は、時間に迫られて焦ったり、衝動に駆られたりして選んだだけというケースがほとんどです。
  • なにかを選択するとき、「後悔するのではないか」という漠然とした不安を感じるのは、多くの人が無意識のうちに焦りや衝動に影響された意思決定を繰り返しているからです。

  • 思考の過程で一度立ち止まって疑問を持ち、選択肢を見直すことが、「後悔しない選択」をするための足掛かりとなるのです。
  • 準備① ひとは衝動に抗えない生き物と心に刻む
  • 人の心を読むのが得意なメンタリストでも、冷静な判断ができなくなる場合があります。それは、衝動や誘惑に直面したときです。「後悔しない選択」のためには、私たちの「脳の弱さ」を知っておくことが大切です。
  • 人間が衝動や誘惑に抗って、冷静かつ合理な判断ができる確率は50パーセントだと言われています。
  • 後悔しない選択をするためには、自分が負けてしまいそうな衝動や誘惑を予測し、シチュエーションごとに対応できるよう自分の中でルールを決めておきましょう。
  • 準備② 知識や経験よりもアンケートの母数を重視
  • タイプによって差はありますが、普段、私たちは直感で物事を判断しがちです。しかし、重要な選択を行うときに直感に頼りすぎてしまうと、客観的な視点が失われてしまい、「後悔する選択」をする可能性が高まります。
  • 私たちは常に、自分の頭の中に残っている情報や経験などをもとに、大まかな状況判断を行っている。
  • 思考や分析を単純化し過ぎてしまい、その場で必要なはずの合理的な判断ができなくなってしまいます。
  • 慣れ親しんだ仕事だからこそ、これまでの経験や知識に基づいた直感に引っ張られてしまい、より有効な方法を見逃しているのです。

  • 仮に仕事で悩んでいるなら、行きつけのお店やオーナーやそこで出会ったお客さん、趣味で繋がるコミュニティの人たちなど、同僚や上司とは違う視点で物事を見ている人に相談してみるのもいいでしょう。
  • 「過去に同じ事例がなかったのか?」「これからする選択はどのくらいのサンプルを考慮しているか?」
  • そんなことを意識し、母数を広げる努力をすることで選択の質が向上していきます。
  • 準備③ 自分の時間感覚を過信しない
  • 冷静に判断を下すためには、時間的余裕を持つことが大切です。しかし、それを実現するスケジュールを立てるのは難しいもの。自分を客観視すれば、焦ることのないスケジューリングが可能になります。
  • 人は何かに取り組むとき、かかる時間や労力を少な目に見積もるという選択をしてしまう傾向があるのです。
  • このようなことを「計画錯誤」と呼びこれから脱するためには過去のデータを参考にする、最悪を想定する。他の人に置き換える、他の人に分析してもらうなどをするとよい。
  • ポイントとなるのは「客観的な視点」です。常にこうした方法を用いて客観性を保つことによって、楽観的すぎる選択を避けられるようになります。

感想

  • 衝動に人は抗えないということが良くわかりました。判断をより合理的にしていくために客観性を磨いていくということが大事なんだということを学びました。
  • 自分が負けてしまいそうな衝動や誘惑を予測し、シチュエーションごとに対応できるように自分のなかでルールを決めていきたいと思います。
  • 読んでいただきありがとうございました。なにかあなたのお役にたてたら幸いです。