たかひろの生涯読書するぞ!

「学んだら人生が変わった」!をかなえたい人のリアルなブログ

⑨後悔しない超選択術を読みました その9



  • レーニング③ トーナメント方式で脳の負担を減らす
  • 複数の選択肢の中から選択しなければならないとき、1つ1つの選択肢を頭の中で並べて精査し、選択していくのは骨が折れます。そんなときに有効な、頭のトレーニングを紹介します。
  • 私たちはAとBとCのどれにするという三択程度ならば迷うことなくえらぶことができます。ところが、10種類、20種類という選択肢が目の前に現れると、現状維持の法則が働き、脳の考える負担を減らすためにいつもと同じ選択肢を選んでしまうのです。
  • その背景には2つの心理が働いています。
  • 1、選択に対する無力感。2、選択後の不満足感
  • シャンプーや飲料水ならば「同じでいいか」で大きなトラブルは起きません。しかし、より重要な人生に関わるような選択のとき、選択肢が多すぎるからといっていつもの選択肢で妥協してしまうと、それは後悔する選択になる可能性があります。
  • 勝ち抜きトーナメント方式で「後悔しない選択」が可能になる。
  • トーナメント方式は選択肢の数を減らし2つを比較するため、どちらが十分な選択肢かをスムーズに判断することができます。
  • また、2つから1つ、2つから1つとシンプルな選択を繰り返すので、「選択のパラドックス」を避けることもできます。
  • 日々のランチ、休日の過ごし方を、仕事での意思決定など、日常的な選択の場面で、このトーナメント方式を実践してみましょう。
  • それがトレーニングとなって、重大な決定を迫られたときでも、複数の選択肢を前に迷わず、後悔しない選択をチョイスできるようになります。

  • レーニング④ あえて空腹にすることで選択力を上げる
  • 感情だけでなく、体の状態によっても思考バイアスがかかることがあります。人間はどんなとき一番冷静に思考できるのかを理解し、その状態を維持するトレーニングを重ねていきましょう。
  • レーニング⑤ コアバリューノートで何が大事かを把握する
  • 自分にとって何が大事かを見失ったとき私たちは誤った選択をしてしまいがちです。そうならないために、思考を整理して、自分の大事なことを探っていくトレーニングを紹介します。
  • 「コアバリューノート」とは、日記形式で毎日あなたが大切にしている価値観をノートに書き出すということ。コアバリュー(自分にとって大切なこと)を意識することによって、目先の利益ではなく長期的な視点から物事を選択できるようになります。
  • ノートの一番上にコアバリューを書き出したら、その下にその日の出来事で、「充実していたな」「うれしかったな」「楽しかったな」という感覚を得た「3つの出来事」を書き出します。
  • 最後に「その日、人生で大切にしていきたいことのために取った選択と行動」を書き出します。
  • コアバリューノートをつけていくことで、自分にとってもっとも大事なことがいしきできるようになり、選択時の基準が確率されます。
  • 何が自分の人生のコアバリューかを常に意識することで、感情的な判断に流されなくなり、後悔しない選択ができるようになるのです。
  • お金と時間の欠乏が、自分にとって本当に大事なものを見失わせる。
  • お金時間が足りないと焦っているときの選択は、後悔するようにできているのです。
  • コアバリューを自覚し長期的な視点で選択するクセをつければ、こうした欠乏感によって選択を謝ることを防いでくれます。

  • 自分を変えるための10パーセントルール
  • いきなり1日のプランを立てて実行するのではなく、朝、家を出るまでの1時間、あるいは30分のみ、運動や読書、食事など明確なプランを立てて実行してみましょう。予定していた時間外にもできそうと思っても、最初に決めた時間に限定します。
  • 大事なのは、一気に質を上げたり量を増やすことよりも、「続ける」こと。これが新しい習慣を身につける秘訣です。
  • 日々のいくつもの選択の先にあなたの未来がある。
  • 本書で紹介した科学的根拠のある訓練を積み、実践し、その結果を受けて修正していくというサイクルを回せば、誰もが本人にとってよりよい選択肢を選べるようになっていきます。
  • 叶えたい夢を選択の先にある未来ととらえ、逆算して考えていく。そんな長期的なビジョンを持つことで、今日の選択の1つ1つが、あなたの未来を作っていく作業だと思えるはずです。
  • よりよい選択の先には、後悔のない人生が待っています。

感想
  • トーナメント方式使えそうでワクワクします。確かにシャンプーとかどうでもいいですが、人生が変わる重大な選択で16種類もあったらまずいですよね・・。良い方法を学びました!
  • コアバリューノートみたいなことは実はやっていて楽しかったこと、3つとスリーグッドシングスという良かったことも3つ毎日日記に書いています。
  • その日自分が大切にしていきたい行動や選択は書いていなかったので書き足そうと思います。
  • お金や時間の欠乏感は選択を歪めるので注意しようと思いました。
  • 読んでいただきありがとうございました。なにかあなたのお役にたてたら幸いです。
 

⑧後悔しない超選択術を読みました その8

第5章 「後悔しない選択」をするトレーニン
  • 「後悔しない選択」をするためには、訓練も必要です。ただし、それほど難しいものではありません。大切なのはすぐに成果を出すことではなく、継続することです。焦らず、少しずつ成長していきましょう。
  • 「自分の力で考えなかったら投資は成功しない」
  • 人生における成功も同様です。周囲の考えに流されず。感情をコントロールして自ら判断を下すこと。

  • レーニング① 感情を操る
  • 同じ出来事に直面しても、現れる感情には個人差があります。また、訓練次第で感情の扱いが上手になるため、冷静さを失いそうな場面でも合理的な選択ができるようになります。
  • 近年、「後悔しない選択」をする能力を上げるために役立つと注目されているのが、「感情知性」です。
  • 私たちは緊張と不安を抱いていると、合理的な選択ができなくなります。
  • 感情知性が高いと他人の感情を客観的に分析した上で自分の感情もコントロールしてできるため、プレッシャーを受けた状況化でも合理的な選択ができるのです。
  • ではどうすれば感情知性を上げることができるでしょうか?
  • 1つめは瞑想です。
  • もう1つは、感情の粒度を上げていくトレーニングです。
  • ここで言う「感情の粒度」とは、「自分の感情をどこまで詳しく表現できるか?」ということです。
  • 感情知性の低く不安やストレスに弱い人は、この「感情の粒度」が低く、最悪な気分のときに何がどう最悪なのかを表現できなかったりします。
  • 粒度が高いとは「秋晴れの青空のように気分が良い」「二日酔いの朝並みに気分が悪い」などです。
  • このように自分の感情をより正確にカテゴライズし、表現することが「感情の粒度」を上げることにつながります。
  • 「感情の粒度」が高い人は、そうでない人にくらべて30パーセントも感情のコントロールが得意なことがわかっています。
  • 感情の知性を高める外国語学
  • 外国語には日本語にはない感情表現がたくさんあり、それを学ぶと新たな感情が言語化できるので、感情コントロールがしやすくなるのです。
  • ハンガリー語で「シンパティクシュ」はこの人は初対面なのにいい人だ。やドイツ語で「シャーデンフロイデ」は他人の不幸を噛みしめるです。
  • 外国語を学び、新たな感情表現を手にいれると、感情の粒度はグッと上がっていきます。
  • 日常のさまざまな局面で「感情の粒度」を上げるトレーニングを行い、これまで以上に感情知性を高めていきましょう。

  • レーニング② 「1日再構成法」で幸福な選択を見極める。
  • 人間は忘れっぽい生き物です。日々の暮らしの中でも、何に興味を持ったか、満足したのかなど、すぐに忘れてしまいます。それらを記憶することで、より良い選択ができるようになります。
  • 1日のうちに行った選択の中で、自分が本当に幸せを感じた選択はどれだったのかを記憶し続ける方法です。
  • 自分にとって何が価値がある選択だったのかを見返すことによって、「後悔しない選択」をするために何に注意を払えばいいかわかるようになります。
  • ポイントは「快楽」と「やりがい」を分けて評価していくところ。
  • どちらもバランスよくが揃っているのが理想です。快楽だけの選択はいずれ虚しくなりますし、やりがいだけの選択は人生を息苦しくさせます。
  • 1日構成法で大事なのは、続けること。約2ヶ月記録をつければ、あなたが本当に幸せを感じる選択はどんなものか?そのためには何に注意を払うべきか?が見えてきます。
  • 今日1日の過ごし方を確認し、選択の精度を高めていく。
  • この1日再構成法にアレンジを加えて「予定を組んだときの期待値の評価」を加えます。
  • 実践してみると期待値を上回るリターンがある場合もあれば、逆もあることがわかってきます。
  • その繰り返しを記録することで、自分にとって幸せなことを選択できる注意力が磨かれていくのです。

感想

  • 感情知性上げたいです!「シンパティクシュ」記憶したいです。他にも少し外国語の感情表現を調べてみようかな。
  • 1日再構成法みたいなのは4年前くらいに一度やってました、この公園は期待値6だけど行ったらよかったので8とか、あれでも「快楽」「やりがい」の2つがなかったのでまた違うのかな似てるけど・・。
  • とりあえずこの「感情を操る」と「1日再構成法」は今日から2ヶ月くらいやっていこうと思います!
  • 読んでいただきありがとうございました。なにかあなたのお役にたてたら幸いです。
 

⑦後悔しない超選択術を読みました その7

 

  • 落とし穴③ サンクスコストバイアス

     

  • 人はコストを回収したがる生き物です。元が取れなければ、冷静さを失い損切りができず、さらに後悔します。そうした負の循環に陥らないための合理的な選択のコツを紹介します。
  • サンクスコストは埋没費用とも呼ばれる会計用語で、すでに支払ってしまい、もう戻ってこない費用や労力、時間のこと、こうしたコストにこだわり、合理的、論理的な判断を下せない状態に陥らせるのが、サンクスコストバイアスです。
  • 過去に支払ったコストが、現時点での選択に影響を与えるのはおかしなこと。そうわかっていても、当事者になると過去の影響を強く受けてしまうのです。
  • 瞑想でサンクスコストバイアスの落とし穴を回避する。
  • サンクスコストバイアスの原因となっているのは過去へのこだわりであり、それを手放すためには、過去の自分ではなく今の自分に目を向ければいいことがわかりました。
  • 今の自分に注目し過去を忘れ、合理的な選択ができるようになるには、「マインドフルネス瞑想」が効果的です。

  • 落とし穴④ 正常バイアス
  • 明日も明後日も、自分にはトラブルは起こらないだろうと思っていませんか?この問いに、「なに言っているの?当たり前でしょう」と思った人は要注意。その考えはバイアスによる影響を受けています。
  • 正常バイアスとは、自分にとって都合の悪い情報を無視してしまうバイアスです。
  • バイアスはすばやく判断を下すために発達してきた脳の仕組みですが、心の平穏を保つという側面があります。そうした心の平穏を保つためのバイアスが、緊急時にマイナスに働いてしまうのです。
  • 「自分は大丈夫」という根拠のない思い込みが、選択を誤らせてしまう。
  • 自分の判断力のなさ、選択する力のなさを認めることが、正常性バイアスを避けるための出発点となるのです。
  • ダニングクルガー効果とは「能力の低い人は自分を過大評価する」こと。
  • 正常性バイアスから逃れるテクニック、WRAP(ラップ)
  • (W)選択肢を広げる(R)仮説の現実性を確かめる(A)決断の前に距離を置く(P)誤りに備える
  • ラップの4つのステップを踏むメリットは、「正常性バイアス」や「ダニングクルガー効果」から離れたところから、選択基準を立てられるようになる点です。
  • 落とし穴⑤ メモリーバイアス
  • 子供の頃は嫌いだった食べ物を大人になって食べてみたら、とても美味しかったというけいけんはありませんか?こういった記憶のバイアスは、合理的な選択を難しくします。
  • 歪められた過去の記憶にとらわれることで、後悔する選択をしてしまうのです。
  • 悪い体験は良い体験よりも強力で、私たちの脳の記憶に強く残りやすくなっています。
  • 日記をつけることでメモリーバイアスの罠を遠ざける。
  • 自分が「過去の最高の体験」または「過去の最悪の体験」のどちらかしか思いだしていないのではないか?と疑ってみることがよいです。
  • 嫌な記憶、嬉しい記憶、覚えておきたい小さな出来事。ネガティブだったりポジティブだったりする両極端な記憶だけでなく、小さな気づきも箇条書きにしていくことで、記憶の平均化が進みます。
  • 楽観バイアス(計画錯誤)の回避法
  • 常に「見積もりは2回」というルールを設け、実践していきましょう。
  • 確証バイアスの回避法
  • 1、先入観の原因を探る 2、体験する。

感想

  • 自分も思い込みで大丈夫だろうと思いこんでしまったりするので、日記を書いたり、選択肢を広げたり、仮説の現実性を確認したり、距離をとったり、誤りに備えたりしてバイアスを回避して正しい選択をしていきたいです。
  • 特に「見積もりは2回」というルールはすぐにでも実践してみようと思います。
  • 読んでいただきありがとうございました。なにかあなたのお役にたてたら幸いです。
 
 

⑤後悔しない超選択術を読みました その5

 

第3章 「後悔しない選択」をするための習慣
  • 習慣は人生を変えます。新しい習慣を身につけるには努力が必要ですが、一度身につけば、それはあなたの力になります。習慣によって視野を広げ、選択に集中できる環境を整えることで、自然と「後悔しない選択」ができるようになるのです。
  • 習慣は人生を変化させる原動力
  • 習慣は、よくも悪くも人生の方向性を大きく変えます。
  • 後悔しない選択をするためにも、合理的な選択がしやすくなる習慣を身につけることが重要なのです。
  • 習慣① 複数のサンプルを用意する習慣
  • 私たちの選択肢は、思い込み(バイアス)によって狭められています。思い込みをなるべく取り除き、複数のサンプル(判断材料)を用意する習慣をつけることで、より広い視野で選択ができるようになります。
  • 複数のサンプル(判断材料)を用意する習慣は、思い込みによる弊害を取り去ってくれます。
  • 「初頭効果」によって「いい人」だという第一印象を持った側の脳内では、「確証バイアス」が働きます。「いい人」のいいところ、「親切な人」」の親切なところ、「優秀な人」の優秀なところを探すようになってしまうのです。
  • 第一印象に惑わされずに冷静な判断ができるようになるために、「いろんなサンプルを用意しておく」ことが重要なのです。
  • みんなと同じことがしたい心理。
  • 噂話などが、私たちの選択に大きな影響を及ぼすようになってきています。
  • 「周りと同じことをしたい」という心理は「社会的証明」と呼ばれ、慣れない場所でより強く働きます。
  • みんなと同じ選択をして、「あの選択は間違いだった」「後悔した」と感じる回数を減らすためには、複数のサンプルを用意する習慣を身につける必要があるのです。
  • 多角的な考え方を身につける方法
  • ①対立する意見を集める②自分自身を他人に置き換える③2冊ほど文献を読む(個人の主観ではなく科学的な分析を参考にする)
  • ②難しい選択は午前中に済ませる習慣
  • 私たちの四六時中、さまざまな選択をしてしますが、本項では「選択する時間」に注目します。午前中の選択を習慣化することで、あなたの「選択疲れ」を改善しましょう。
  • 多すぎる選択肢は人間から物事を判断する力を奪い、選択できない状態にさせるからです。
  • 朝に一日の行動を決める習慣が、後悔しない選択へとつながる。
  • 「朝のうちに1日の行動プランを作っておくこと」
  • 冴えた頭をキープする「選択疲れ」回避テクニック
  • ①1日のプランを作る②自分のルールを作る③ものを増やさない
  • 習慣③ 不安への対策をする
  • 人間は不安に駆られると、焦りから短絡的な解決策に逃げがちです。ピンチに陥ったとき、それをネガティブにとらえるか、ポジティブにとらえるかで、私たちの選択の質は格段に異なってくるのです。
  • 不安はあなたの眼を曇らせ、後悔する選択を引き寄せます。
  • 不安を抱えたまま対策を取らず、放置したままにするのは絶対NGです。「つぎもまたダメかもしれない」というネガティブな感情は、合理的な思考を妨げ「後悔しない選択」を遠ざけます。
  • まずはネガティブバイアスの存在を意識すること。その上で、自分が今、感じている不安が本当に意識を向ける必要のあるほどの危機(命に関わる、ひととしての信用に関わる)なのか、一旦、冷静になって考えてみましょう。
  • いつでもどこでもできる呼吸法で不安への対策を施す。
  • 一瞬で気持ちが落ち着くタクティカル・フリージング
  • やり方、①口を閉じて鼻から息を4秒吸う②4秒息を止める③4秒かけて口から息を吐き出す④息を止める
  • ポイント 心の中で4秒数える 呼吸を数えるという作業が、散乱している意識を1つにまとめ上げ、高い集中力を生む。
  • 不安などを抱いたらすぐ実践 時間や場所を問わず実践できるタクティカル・フリージング。習慣的に行えば、不安に強くなります。
  • ゆっくりと時間が取れるときは瞑想で不安への対策をする。
  • 瞑想の効能は脳科学の分野でしっかりと認められ、注意力や判断する力が向上することがわかっています。
  • 不安をモチベーションに変え、よりよい選択につなげる。
  • 解釈のしかたによっては、不安が私たちのモチベーションを高めてくれる。
  • 不安も興奮も、身体に起こる効果は同じです。不安を感じているときも、身体は心拍数が上がるなどして活性化されます。
  • 不安を興奮としてとらえていくことで、心理的負担を軽くすることが可能なのです。
  • 少々強引にでも、気持ちをポジティブな方向にリフレーミングする習慣を身につけることが、不安への対策になります。
  • 焦り不安を感じたら「ワクワクしているだけだ!」と声に出して言ってみる。
  • フレーミングがもたらすポジティブな感情が、あなたのパフォーマンスを向上させてくれます。

感想

  • バイアスを意識しつつ多面な視点で物事を判断すること。タクティカル・ブリージングで不安を減らすこと。「ワクワクしている!」など声に出すことによってリフレーミングをしてパフォーマンスを向上させること、早速実践してみようと思います。
  • このような実践的なテクニックは大歓迎ですダイゴさんいつも感謝です!
  • 読んでいただきありがとうございました。なにかあなたのお役にたてたら幸いです。

④超選択術を読みました その4

 

 

  • 準備④ 第三者の目を意識する
  • 周囲の人を意識したり、意見を聞くことで「後悔しない選択」ができる確率は上がります。周囲の人との関係を意識することが、あなたの間違った思い込みを防いでくれるのです。
  • つまり、なにかを選択するとき、「この選択を誰かが評価するとしたら?」と想像するだけで合理的な判断をを下す確率が上がるのです。
  • 自分にとって大事なものについて考えると脳の「自分に関する情報」を処理する機能が活性化するのです。
  • 三者の目を意識すること、そして第三者のアドバイスを聞く、もしくは第三者の立場で考えてみること。これらに留意し、人との関わりの中で自分が置かれた状況を考えることが、あなたが後悔しない選択をするための一歩になります。
  • 準備⑤ 未来の自分を想像してみる
  • もし目の前の選択に迷ってしまったら、未来の自分を想像してみましょう。そして、あるべき自分の姿がイメージできたら、その状態に近づくためにはどのような選択をすべきかを考えればよいのです。
  • 「近い未来」について考えた人は記憶力が増し、合理的なアイテムを選択する力が向上することがわかっています。
  • その選択の、10分後、10ヶ月後、10年後のはどうなっている?
  • 研究者たちは近い将来をイメージすることで、自分のあるべき姿がクリアになると指摘しています。
  • 未来を想像することで合理的な選択に導く方法を「10ー10ー10」(テン・テン・テン)というテクニックとして提案したのが、アメリカのジャーナリスト、スージーウェルチです。
  • 重要な選択をしなければならないときは、この選択をしたら10分後に自分はどう変わるのか。この決断をしたら10ヶ月後に後悔しないかどうか。この道に進んだら10年後に自分は幸せになっているかを考えなさいというものです。
  • 私たちは、人生を左右するような重要な選択をするときも、衝動や欲求、目先の利益などに影響を受けてしまいます。
  • だからこそ、短期、中期、長期の3つの未来の視点から選択肢を見極めましょう。時間軸をずらし、未来の自分を想像することで合理的な選択ができるようになります。
  • 準備⑥ プランやコストを明確化する
  • 漠然とした思考をしていると、選択が非合理になってしまい、後悔することになります。それを避けるためには、すべきこと、あるいはすべきかどうかを明確にイメージすることが大切です。
  • 漠然としたプランのままでは、脳は新しい習慣を実現する選択をし続けることができないからです。そこでおすすめしたいの明確なプランを書き出すこと。
  • 脳は明確なプランに従うようにできている。
  • 選択し、取り組むべきことの手順を明確に書き出してください。ここまでやらなければいけないの?と思うレベルを目指しましょう。
  • 明確なプランを作れば、脳は自ずとあなたが求めている方向へ選択を重ねてくれるようになります。
  • 自分を取るべき行動を選択するには、コストベネフィットで判断する方法も有効です。
  • コストベネフィットとは、行動に費やす時間をお金に換算し、その選択が選ぶに足る価値があるかを比べる方法です。
  • 時間をお金に換算することで、あなたにとっての1分、10分、1時間の価値が見えてきます、このモノサシを当てて、「この選択肢を本当に選ぶべき価値があるのか?」と自問すること。ここでも明確さは力となって、あなたの選択をよりよい方向へと導いてくれます。

感想

  • 長期目線で考えることがいいことである、ということを色々な本で学んできたが、ここでは近未来、中期、長期と3つの視点から選択肢を見極めるということを学びました。
  • 取り組むべきことを明確化して紙に書き出すと、脳はおのずと望む方向に選択を重ねてくれるも非常におもしろい考えでした。
  • 読んでいただきありがとうございました。なにかあなたのお役にたてたら幸いです。

⑥後悔しない超選択術を読みました その6

第4章 選択力を鈍らせる5つの落とし穴
  • 私たちが知らないうちにとらわれている思い込みは、判断する力を鈍らせ「後悔する選択」を招きます。しかし、対策はあります。それらの思い込みはその存在を知り、常に自覚することで、克服することができるのです。
  • あなたの選択力を鈍らせる5つのバイアス
  • 思い込みや思考の偏り(バイアス)は、私たちの選択に深く関与します。そして、こうしたバイアスは特に精神状態が不安定なときに大きな影響を及ぼすことがわかっています。
  • 心に余裕がないときほど脳が楽をしようとして、バイアスをかけて日合理的に物事を判断するようになるのです。
  • 以下の5つのバイアスは「後悔する選択」を招く代表的なバイアスです。
  • これらをよく知り、対処法を学ぶことによって、どんな心理状態でも合理的な判断ができるようになります。
  • 落とし穴① 感情バイアス
  • 人間の感情は、常に変化しています。気分がよいとき、、悪いとき、焦っているとき、平常心のとき・・・。そうしたさまざまな感情の変化が、私たちの選択に影響を及ぼします。
  • バイアスは地頭のよさや学習能力の高さとは関係なく、特定の状況下で人の選択力、判断力を惑わせるのです。
  • 気分によって同じ出来事の受け止め方が180度変わってしまう。
  • 怒り、焦り、不安、喜び、甘えなどの感情は、それらが生じているときの人間の選択に強い影響を与えます。感情的要因による意思決定や認知の歪みが、感情バイアスです。
  • 自分の認知、判断が感情に左右されることがあると自覚すること。
  • ストレスが大きいときに大切な選択をしないこと。
  • 感情を見方につけて、バイアスにうまく対処する。
  • 「このストレスの力で、自分はよりよい選択ができるようになる」と考えてみましょう。
  • ストレスを目の前の難題にチャレンジするためのスイッチとして、ポジティブにとらえるようにするのです。
  • もしストレスを感じる事態に直面したら、自分の気持ちをありのままに書き出していきましょう。これは心理学で「エモーショナル・ディスクロージャー」と呼ばれる手法です。
  • 落とし穴② プロジェクションバイアス
  • 明日の自分、明後日の自分、1ヶ月後の自分。人は今よりも未来はもっと幸福になりたいと思うもの。しかし、そんな将来のビジョンすらも、バイアスに影響されてしまうことがわかっています。
  • プロジェクションバイアスは、今、この時点での感情をベースにして、「未来もきっとこうなるだろう」と見積もって選択してしまう現象のことです。
  • その結果、必要以上に悲観的、楽観的になったまま意思決定を下し、将来に後悔する選択をしてしまうのです。
  • 人間の感情は良くも悪くも長続きしにくいようにできています。それにも関わらず、今の自分の感情がずっと続く、そして、その感情を生み出した状況(仮想通貨が上がり続ける)も続くと根拠なく信じてしまうのです。
  • プロジェクション・バイアスが働く状態に陥ったとき、「選択する状況と、それによって起きる未来の状況をできるだけ近づけるといい」
  • なぜなら失敗が起きるのは、今の状況と未来の状況がかけ離れているからです。
  • シチュエーションの変化を読書で疑似体験する。
  • ドラマチックな経験のない人にとっては、感情の上下動を予測して対処するのは難しい。そんなときに役立つのが読書です。
  • ドキュメンタリーやルポ、小説などを読むことで、最悪な状況になったときに日とがどんな心境になり、どんな状況に追い込まれるのかを疑似体験することができます。
  • 倒産を経験した起業家の本、複数回の転職に成功した人のブログ、恋愛の機微を描いた映画、こうした数々の物語に「もしも自分だったら?」という視点で触れていくことで、プロジェクションバイアスを避けるヒントが得られるはずです。
感想
  • 感情バイアスはなんとなくわかりますが、プロジェクションバイアスは知りませんでした。現在の感情をベースにして未来はきっとこうなるだろうと見積もってしまうのか・・。まぁ感情をベースになにかを考えたり決定するのはよくないって、ソクラテスも言ってるし、やっぱりエビデンスやコンテキスト重要性、懐疑的な思考、代案を3つ用意するなどがバイアス対策にはいいんだろうなくらいしか今のところわかりません。
  • 読んでいただきありがとうございました。なにかあなたのお役にたてたら幸いです。

③後悔しない超選択術を読みました その3

第2章 「後悔しない選択」をするための準備
  • この章のキーワードは「客観性」です。あなたは、自分が常に冷静に物事を判断できていると思っていませんか?まずは、その思い込みを疑ってみることが「後悔しない選択」をする準備となるのです。
  • その選択、本当に自分で考えて決めた?
  • 私たちが日々行っている選択は、本当に「自分で決めている」のでしょうか?多くの人が「後悔する選択」をしてしまうのは、じつは、自分で決めていない場合が多いからなのです。
  • 実は自分で決めたと思っている選択は、時間に迫られて焦ったり、衝動に駆られたりして選んだだけというケースがほとんどです。
  • なにかを選択するとき、「後悔するのではないか」という漠然とした不安を感じるのは、多くの人が無意識のうちに焦りや衝動に影響された意思決定を繰り返しているからです。

  • 思考の過程で一度立ち止まって疑問を持ち、選択肢を見直すことが、「後悔しない選択」をするための足掛かりとなるのです。
  • 準備① ひとは衝動に抗えない生き物と心に刻む
  • 人の心を読むのが得意なメンタリストでも、冷静な判断ができなくなる場合があります。それは、衝動や誘惑に直面したときです。「後悔しない選択」のためには、私たちの「脳の弱さ」を知っておくことが大切です。
  • 人間が衝動や誘惑に抗って、冷静かつ合理な判断ができる確率は50パーセントだと言われています。
  • 後悔しない選択をするためには、自分が負けてしまいそうな衝動や誘惑を予測し、シチュエーションごとに対応できるよう自分の中でルールを決めておきましょう。
  • 準備② 知識や経験よりもアンケートの母数を重視
  • タイプによって差はありますが、普段、私たちは直感で物事を判断しがちです。しかし、重要な選択を行うときに直感に頼りすぎてしまうと、客観的な視点が失われてしまい、「後悔する選択」をする可能性が高まります。
  • 私たちは常に、自分の頭の中に残っている情報や経験などをもとに、大まかな状況判断を行っている。
  • 思考や分析を単純化し過ぎてしまい、その場で必要なはずの合理的な判断ができなくなってしまいます。
  • 慣れ親しんだ仕事だからこそ、これまでの経験や知識に基づいた直感に引っ張られてしまい、より有効な方法を見逃しているのです。

  • 仮に仕事で悩んでいるなら、行きつけのお店やオーナーやそこで出会ったお客さん、趣味で繋がるコミュニティの人たちなど、同僚や上司とは違う視点で物事を見ている人に相談してみるのもいいでしょう。
  • 「過去に同じ事例がなかったのか?」「これからする選択はどのくらいのサンプルを考慮しているか?」
  • そんなことを意識し、母数を広げる努力をすることで選択の質が向上していきます。
  • 準備③ 自分の時間感覚を過信しない
  • 冷静に判断を下すためには、時間的余裕を持つことが大切です。しかし、それを実現するスケジュールを立てるのは難しいもの。自分を客観視すれば、焦ることのないスケジューリングが可能になります。
  • 人は何かに取り組むとき、かかる時間や労力を少な目に見積もるという選択をしてしまう傾向があるのです。
  • このようなことを「計画錯誤」と呼びこれから脱するためには過去のデータを参考にする、最悪を想定する。他の人に置き換える、他の人に分析してもらうなどをするとよい。
  • ポイントとなるのは「客観的な視点」です。常にこうした方法を用いて客観性を保つことによって、楽観的すぎる選択を避けられるようになります。

感想

  • 衝動に人は抗えないということが良くわかりました。判断をより合理的にしていくために客観性を磨いていくということが大事なんだということを学びました。
  • 自分が負けてしまいそうな衝動や誘惑を予測し、シチュエーションごとに対応できるように自分のなかでルールを決めていきたいと思います。
  • 読んでいただきありがとうございました。なにかあなたのお役にたてたら幸いです。