たかひろの生涯読書するぞ!

「学んだら人生が変わった」!をかなえたい人のリアルなブログ

【読書】脳を活かす仕事術を読みました

あらすじ
脳は何のために存在するのでしょうか。それは「生きる」ためです。ただし、生きるといっても、無目的に漠然と人生を費やすことではありません。「生きる」とは、仕事を含めて、自分の人生を通じて「生命の輝き」を放つことなのです。
結論
「脳を活かす仕事術」の真髄は、喜びの中で「脳の出力と入力のサイクルを回す」こと。
理由
周囲の環境や他人に流される人生では、前頭葉は活性化しません。生命を特徴付けているのは「自律性」と「自発性」です。自ら考えて動き、成長する。これこそが生命最大の特徴です。生命の輝きとは、まさにこの「自律性」と「自発性」から生まれるのです。
具体例
  • 感覚系を鍛えるには、音楽でもスポーツでも、生で聴き観ることが大切なのです。「なにが良いもので、どれがダメなものなのか」を判断する時に、この感覚系の学習回路が重要な鍵を握ります。ここが十分に鍛えられていないと、いわゆる「本物」を見抜くことができません。
  • 一方「運動系学習」は、身体を使って情報を出力する時に重要な働きをします。手を動かして絵を描く、声を出して歌を歌う、思ったことを文章にして表すなど、能動的な運動を通して表現する場合、アウトプットの精度は、運動系学習の回路がどれだけ鍛えられているかに依存するのです。
  • 感覚系と運動系の学習回路は、車の両輪の関係にある。感覚系のほうが発達しすぎていると「納得のいくものが作れない」となり、逆に運動系が発達しすぎると「たいしたことのない成果物」になってしまうわけです。これが感覚系と運動系のバランスがとれていない状態のことです。
  • 脳を分析・整理するには情報を言葉として出荷する。
  • 脳の「出力」を高めるためには、脳に「入力」された感動した言葉、役立ちそうな情報を、友人などに実際に話して「出力」することが大切です。その結果、その言葉や情報が自分の血となり、肉となって整理されるのです。これが仕事の極意「脳の入力と出力のサイクルを回す」ということです。
  • 仕事のクオリティとは「高性能の鏡」をもっているかどうか。仕事ができる人ほど自分の中に「高性能の鏡」をもち、その鏡を通じて仕事のクオリティをモニタリング(監視)し続けています。むやみに自分のせいにせず、ましてや他人に責任転嫁せず、自分自身の目で、言い訳をせず、あくまで冷静にそして客観的に分析することが大事です。

  • 仕事の目的は「情報整理」ではなく「知的創造」
  • 「一時間セットアップ法」で、行動を習慣化する、仕事を始める時に「一時間以内にこと仕事をここまでやる」「この時間までにこれだけの分量の仕事をこなす」といった目標を設定して、実現できるように全力をつくす。この目標は勉強の時と同じように、「自分にはょっと難しいかもしれない」というレベルに設定するのが理想です。
  • 簡単な動作で無意識・集中力をコントロールする。どうしても集中力が続かない、思考が行き詰まって進まない。そんな時は、手や口以外の部位、たとえば足を動かして、頭を切り替えましょう、椅子から立ち上がる。コーヒーを入れに行く。トイレに行く、でもかまいません。
  • 思考のリフティングでひらめきをキャッチする。思考のリフティングとは、すなわち「普段からどれだけ勉強しているか」そして「どれだけ自分の頭で考えているか」といった、日々の基本的な努力のことです。
  • 無意識を耕すとアイデアが沸きやすくなる。
  • 人間としてより高い状態を目指すこと。そのために学習し続ける。それこそが「なりたい自分」になる唯一の方法なのです。
  • 「自分の正体を簡単に決めつけない」いま、この瞬間から「変わる」ことができる。

感想

自分は学歴もないしこんなもんだと決めつけないこと、どこまででも進化すると思ってるのがいい。脳って奥深いなぁ私ももっと学んで自分でなにか考えられる創造性みたいのを身につけていきたいです。茂木さんの本は何度でも復習して読んでみたい良書です、人間とはこうあるべきだ、という愛を感じる、文書で大好きです。読んでくれてありがとうございます。なにかあなたのお役にたてれば幸いです。