たかひろの生涯読書するぞ!

「学んだら人生が変わった」!をかなえたい人のリアルなブログ

①ストレスを操るを読みました

あらすじ
この本では、ストレスを操り味方に付けて、自身のパフォーマンス向上に利用するテクニックについて紹介していきます。「ストレス」「失敗と挫折」「内向的な性格」これまでネガティブなものとして捉えられてきたこの3つは、実はあなたの人生を充実させ成功をつかむために、欠かせない要素なのです。
結論
強さは弱さから生まれる。
理由
ストレス、失敗と挫折、内向的な性格、この3つを活用することが、実はメンタル強化の基本戦略だからです。ネガティブに捉えられてきたこの3要素をポジティブ要素として活かすのです。
具体例
  • 1日30分、ゆっくり本を読む。速読はだめでゆっくり読むとストレス軽減効果が高まります。
  • 思ったことや感情を紙に書き出す。自分の思ったことや感情をひたすら紙に書き出すことを「エクスプレッシブ・ライティング」といいます。書いた後に冷静になって見返すと「自分はこんな感情だったんだ」と一歩引いた客観的な目で見ることができます。このように自分の感情と向き合うと、その感情を受け入れられるようになるのです。
  • 自分の感情や不安な気持ちをしっかり認められる人は、緊張したり不安に苛まされたときにネガティブな感情を感じずらくなります。
  • この「エクスプレッシブライティング」を1日20分、8ヶ月やったグループは面接に通る確率が倍になる実験結果もあります。
  • エクスプレッシブ・ライティングをすることにより、自分の感情を客観的に分析する力が付き、感情コントロール能力が向上します。
  • 自然(緑)と親しむ。人間の集中力を回復する一番いい方法は、自然の中で過ごすことです。
  • 集中力の回復がストレス軽減につながる。集中力は、いったん気を散らすことで回復します。なにもしない時間を作ることが必要です。
  • 楽しいことを思い出す。楽しかった記憶をなるべく具体的にありありと14秒間思い出せれば。ストレスを軽減できることがわかっています。
  • ストレスを味方につける超シンプルな方法。「ストレスは心や体に害があるもの」と考えるものではなくて、「ストレスが自分に成長をもたらしてくれる」と考えることなのです。このように「マインドセット」を変える。
  • ストレスは解消するよりも活用する。まずは、ストレスは活かせる、味方にできると考えること。その上で、自分にストレスがかかっている事実を受け止めること。
  • 人はストレスのない人生に価値を見出だせない。ストレスのない人生は、自分の本当の望みから逃げた人生なのです。
  • ほどよく逆境を体験したほうが人生は充実する。
  • 「絆」を強めるのもストレスの働き。1、闘争・逃走反応2、チャレンジ反応3、思いやり、絆反応
  • ストレスからポジティブな感情を引き出そう。「心臓が今、一生懸命体中にエネルギーを送っているんだ。このすとれすのおかげでいい結果が出せるんだ」「よし、問題にチャレンジするためのスイッチが入ったぞ」など。
  • エモーショナル・ディスクロージャーのすすめ。これはストレスを感じるようなイヤなこと、つらいことが起きたら、自分の感情をありのままに吐き出すというものです。感情をそのまま紙に書き出すのがおすすめです。
  • 他人への怒りを成長のエネルギーに変える。
  • 怒りの量に合わせて、自分の中にある燃料タンクの残量ゲージが上昇する。あるいは、タンクの中にガソリンが注ぎ込まれる様子をイメージするのです。このイメージをもつことによって、ストレスを与えてくれる他者を、行動のためのエネルギーに変換し、怒りや屈辱といった感情にとらわれることがなくなります。
  • ストレスは人を賢く強くさせてくれる。
感想
ストレスを味方にするマインドセットの重要性がよくわかる本です。怒りをエネルギーに変換して燃料タンクの残量ゲージが上昇するイメージはおもしろいしためになります。さっそくイメージしてみようと思います。やはりこの本でも自分の感情としっかり向き合うと良いということ、感情を紙に書き出すのがよいということですかね。
読んでいただきありがとうございました。なにかあなたのお役にたてたら幸いです。