第5章 人生を変えるマインドフルネス瞑想
- 不安をたった3秒で鎮める”メンタルクリアリボン”
- たった3秒で不安を鎮めてくれるすごいテクニックで、笑ってしまうような方法ですが、実際にやってみると、ほんとうに3秒、もしくは呼吸3回分程度の時間で効果が現れます。
- 手のひらの上に大きめの「ボタン」をイメージします。
- 手のひらのボタンを見ながら、そのボタンは「押した瞬間にネガティブな感情が止まる命令が出て、とたんに脳がクールダウンするボタン」だとイメージします。
- ボタンをイメージしながら自分の呼吸に意識を向けます。これだけでも呼吸がリラックスします。
- 呼吸に意識を向けながら、ゆっくりとそのボタンを押してください。押したまま、心の中で3秒数えます。
- 「3」と数えるとそのボタンが赤く光ります。
- ゆっくり呼吸し、「2」と数えると、今度はそのボタンが「ピッ」と音をたてて青色に変わります。
- もう1回ゆっくり呼吸し「1」と数えると、今度はそのボタンが「ピッ」と音を立てて緑色に変わります。
- 脳に信号が流れて体がリラックスするところをイメージしてください。
- ポイントはボタンを押しながら3秒数えることです。
- 心理学的には「原始脳」といわれる部分が活性化していますが、イメージと数字のカウントという、理性を働かせないとできない行動によって前頭葉が起動し、ネガティブな感情を追い出せるという理屈です。
- お坊さんとサイコパスが過去への後悔と未来への不安が少ない。
- 私たちが学ぶ共通点は「いま、ここ」というものです。
- 僧侶もサイコパスも、過去への後悔や未来への不安にとらわれることなく、高い集中力とポジティブな思考によって目の前のことに一生懸命集中できるので、報酬や成果思考型になるのです。
- 「過去への後悔」と「未来への不安」をなくす3つの方法。
- 1、ポジティブな感情に集中する。自分の内に生じたポジティブな感情には賞味期限があることがわかっていて、思い立ったらすぐに行動しないと形にならない。
- 2、瞑想する。いまに集中する能力を高めれば、自然とそれ以外のことが気にならなくなる。ぜひ、瞑想で没頭力を鍛えましょう。
- 3、感情と行動を分離する。私たちは「おなががすいたから食べている」というように、1つのこととしてかんがえていますが、「おなかがすいた」というのは感情であり、「食べる」という行動を決めるのは自分自身です。つまり感情と行動は切り離せると考えることができます。
- 「内なるサイコパス」を作ろう。サイコパスは自分の感情に左右されず、非常に客観的です。ここがサイコパスのすごいところです。メチャクチャ怒っているように見えても、ほんとうはまったく怒っていない可能性があります。
- 怒ったほうが得をすると思ったら怒ります。普通に人とは価値判断の基準が違うため、一歩引いたところから物事を眺めて、感情と行動を切り離すことができるのです。
- 自分がサイコパスのように他人の目を一切気にしない人間だったら、どのようにこうどうするだろうか、とイメージしてみるのです。
- 感情に左右されなければ、そこが極楽になる。
- 感情に左右されないようにするというのがすごく大事なところで、それによってどんないいことが起こるかというと、reflection in action(行動のなかの反応)ができるようになるのです。
- つまり、自分が行動しているときに、自分が何をしているのかに対する気づきが起こり、客観的に自分を見られるようになって、いまベストな行動は何か、じぶんがとるべき行動は何かを常に冷静に見ながら行動できるということです。
- 脳を鍛えるマインドフルネスのコツ。
- 1、姿勢をただす。2、ゆっくり呼吸をする。3、注意のコントロール、何か一つのことに集中しましょう。
- マインドフルネス瞑想はやればやるほどその効果の上げ幅が大きくなるので、たった4週間でもまじめにつづけることで効果が大きくなったといえます。
- コツは自分で試してつかむ。自分を外から見る感覚を持ちましょう。
- 自分なりにちょっとずつ変えたり工夫していくと、いずれコツがつかめると思います。
感想
なつかしい!昔そういえばニコニコでDAIGOが言ってたなぁ・・、今でも習慣として取り入れてることも多いけどやっぱり学ぶべきことが非常に多い本です。ベストセラーもうなずける内容のつまった一冊ですね。今回の第5章で良かったのは”メンタルクリアボタン”ですこれ応用できますね、たとえば押したら「楽しくなる」とか「パワーが溢れる」とか色々なことに使えそうで今からワクワクします!
読んでいただきありがとうございました。この内容はやらないと損ですので是非みなさんの習慣に取り入れて人生の質を向上させていきましょう!なにかあなたのお役にたてたら幸いです。